PR漫画とは、商品・サービス・会社・採用のことを「読んで分かる形」で伝えるために作るマンガのことです。広告として出稿するものに限らず、営業資料・LP・SNS・採用ページ・展示会パネルなど、伝える場面全般で使われます。この記事では、PR漫画の定義と似た言葉との違い、何に使えるのか、向いている会社・向いていない会社、費用の考え方、実際の事例、依頼の流れを1ページにまとめました。詳しい話はそれぞれの記事に分けてあります。
PR漫画とは|広告マンガ・マンガ広告との違い
PR漫画は「何かを伝えるために企業が作るマンガ」の総称です。似た言葉がいくつかありますが、当社では次のように使い分けています。厳密な業界定義があるわけではなく、どの会社も意味はほぼ同じです。
| 言葉 | 指しているもの | 使われる場面 |
|---|---|---|
| PR漫画 | 商品・サービス・会社・採用を伝えるためのマンガ全般 | 営業資料、LP、SNS、採用、展示会、社内説明など用途を問わない |
| 広告マンガ・広告漫画 | PR漫画とほぼ同じ。制作会社側がよく使う呼び方 | 料金表や制作実績の文脈で使われることが多い |
| マンガ広告 | 広告枠に出稿する「広告クリエイティブとしてのマンガ」 | SNS広告・バナー・交通広告など、媒体に出す場合 |
つまり「マンガ広告」は出稿先が決まっている広告のことで、「PR漫画」「広告マンガ」はもっと広く、自社サイトや営業の現場で使うものまで含みます。実際の案件では、1本作ったマンガをLPにも営業資料にもSNSにも使い回すのが普通なので、言葉の違いより「どこで誰に読ませるか」を決めるほうが大事です。マーケティング全体の中での位置づけは 漫画マーケティングとは にまとめています。
何に使えるのか|4つの用途
PR漫画が効くのは、「文章だと長くなる」「図解だと伝わらない」「口で補っていた」説明がある場面です。用途は大きく4つに分かれます。
| 用途 | 何を解決するか | 詳しい記事 |
|---|---|---|
| 営業資料・商談・展示会 | 担当者が毎回口頭で補っている説明を、読めば分かる形にする。説明時間が短くなり、担当者によるばらつきが減る | 営業資料をマンガにする |
| サービス説明・LP | SaaSや新規事業のように仕組みが複雑なサービスを、読者が途中で離脱せずに最後まで読める形にする | サービスの説明が伝わらないとき/BtoBのLPで離脱が多いとき |
| 採用 | 仕事内容や社風を、求人票の文章では伝わらない「1日の流れ」「職場の空気」として見せる | 採用にマンガを使う |
| SNS・会社紹介 | 文字だけの投稿より読まれやすく、創業の背景や理念を物語として伝えられる | PR漫画の活用事例5選 |
向いている会社・向いていない会社
PR漫画はどの会社にも効く万能薬ではありません。伝えるべき中身が決まっていて、それが文章では伝わりにくい会社に向いています。逆に、次の3つに当てはまる段階の会社には、当社はPR漫画をおすすめしていません。
- PMF前のスタートアップ(シリーズAより手前)。売上の主となる商材が固まっていない段階では、マンガより商品のテストマーケティングに予算を使うべきです
- 広報・マーケティングの運用体制がない会社。マンガは作って終わりではなく、LPや営業資料やSNSに「置いて使う」ものなので、置く場所と運用する人がいないと効きません
- 広告・マーケティングに割く予算がない会社。PR漫画は制作費だけでなく、使う場面(広告出稿や営業活動)にも予算が要ります
この3つの理由は PR漫画を依頼すべきでない企業の特徴3選 で詳しく書いています。逆にいえば、商材が固まっていて、説明が難しく、置く場所がある会社ほどPR漫画の効果は大きくなります。
費用の考え方
PR漫画の費用は「1ページいくら」で語られることが多いのですが、依頼先のタイプ(クラウドソーシング・フリーランス・制作会社)で単価が10倍以上違い、その差は「企画とシナリオを誰が作るか」「取材があるか」「修正と二次利用が含まれるか」の違いです。単価だけを見て比べると、あとから企画料やシナリオ料が乗って結局高くつくことがあります。
依頼先ごとの相場と、見積もりに何が含まれているかの見方は 広告漫画の料金相場 にまとめています。当社の料金は 料金・プラン でメール登録なしで公開しています。
自社の場合はPR漫画が向いているか、聞いてみたい方へ
発注を決めていない段階のご相談で構いません。用途を伺って向いていないと判断した場合は、理由をお伝えして終わります。
実際の事例
当社が制作を担当した案件から、用途の違う5つを挙げます。それぞれの背景と制作したマンガは PR漫画の活用事例5選 で紹介しています。
| 用途 | 何をマンガにしたか | 起きたこと |
|---|---|---|
| 営業(展示会) | 商品・サービスの初回説明をストーリー仕立てに | 1回あたりの説明時間が大幅に短縮(サイトビジット様では一人あたり30分→10〜15分) |
| BtoB(決裁者向け) | 担当者が上司に説明する場面そのものを物語に組み込んだ | 担当者が同席しなくても決裁者がサービス内容を理解できる形に |
| SNS運用(老舗うなぎ屋) | 通販で商圏を広げるためのSNS投稿用マンガ | 文字だけの投稿より読まれ、実店舗の外の読者に届く |
| 会社説明(Baby Tokyo様) | 会社の理念と創業の背景 | 文章で書くと長くなる「なぜこの会社があるのか」を物語として伝達 |
| 採用(新聞配達のアルバイト募集) | 仕事の1日の流れ | 応募率が約40倍、応募CPAが55%減(新聞販売店様) |
ほかにも、比較サイト「ボクシル」のLP(スマートキャンプ様)で離脱率が通常のLPの半分以下になった例があります。数字と背景は 料金・プラン のページに載せています。
依頼の流れと制作会社の選び方
制作会社に依頼する場合の流れは、取材(ヒアリング)→ シナリオ → ネーム(下書き)→ 作画 → 仕上げ → 納品が基本です。当社の場合はご契約から最短1ヶ月で納品し、修正はネーム段階で1回・完成版で1回を料金に含めています。詳しい流れは 料金・プラン・制作の流れ をご覧ください。
複数社を比べるときは、金額より先に「企画・シナリオは誰が作るか」「取材はあるか」「修正は何回、どの段階でできるか」「二次利用できるか」を同じ質問で聞いてください。確認項目と比較表のテンプレートは 広告マンガ制作会社の選び方 にまとめています。
よくある質問
PR漫画と広告マンガは同じものですか?
ほぼ同じです。どちらも「商品・サービス・会社・採用を伝えるために企業が作るマンガ」を指し、制作会社によって呼び方が違うだけです。「マンガ広告」だけは、広告枠に出稿するクリエイティブとしてのマンガを指すことが多く、少し意味が狭くなります。
何ページくらい必要ですか?
用途によります。当社の料金プランは4ページ・8ページ・16ページの3種類で、1ページ単位のご依頼も可能です。SNS投稿や営業資料の1トピックなら少ないページ数で済み、サービス説明や採用で物語を見せるなら多くなります。「誰に読ませるか」「読んだあと何をしてほしいか」が決まると、ページ数は自然に決まります。
企画や台本がなくても依頼できますか?
制作会社に依頼する場合は、企画・シナリオ・ネームを会社側が作るのが一般的で、当社も担当者への取材から始めます。クラウドソーシングやフリーランスの作家に直接依頼する場合は、企画と台本を自社で用意する前提になることが多いので、見積もりを取る前に確認してください。
「うちの場合はどうだろう?」と思われた方へ
まんがたりはBtoB・スタートアップ向けの広告マンガ制作会社です(4ページ38万円〜・最短1ヶ月納品)。発注を決めていない段階のご相談で構いません。向いていないと判断した場合は、その理由をお伝えして終わります。
料金と制作の流れの詳細は料金・サービス紹介、制作事例はB2B企業の制作事例をご覧ください。