ども!
まんがたりの前田です♪

近年、「広告漫画」や「PR漫画」が使われることが増えてきたと感じています。

古くは進研ゼミの広告漫画(詳細はこちら)から始まり、最近は特に

  • ランディングページ(LP)
  • サービスサイト
  • オウンドメディア

などのWebマーケティングの手段としても広告漫画が使われます。

また、SNSの

  • Twitter広告
  • インスタ投稿、ストーリーズ
  • Facebookのカルーセル広告

でも広告をよく見かけますし、そのほかにも展示会の資料を漫画にするケースも多く見受けられます。

広告漫画の依頼料金の相場がわからないというご相談も多数いただくので、私前田が広告漫画制作の料金相場を7パターンに分けて本記事で解説していくよー!

(注意点:【本音】PR漫画を依頼すべきではない企業の特徴3選という記事で解説している通り、すべての企業のすべてのプロダクトやサービスに広告漫画がフィットするわけではありませんので予めご理解ください〜。)

【結論】価格が一番安いのはクラウドソーシングでの依頼だが・・・

まずは広告漫画の依頼先と概算予算です。

1.著名な漫画家  :時価(作家次第:数十万〜百万円単位)
2.出版社に依頼   :時価(作家次第:数十万〜百万円単位)
3.プロ漫画家   :2万円〜10万円 / 1ページ
4.マンガ家志望   :5,000円〜3万円 / 1ページ
5.広告マンガ企業  :5万円〜12万円 / 1ページ
6.インフルエンサー :5万円〜30万円 / 1ページ
7.クラウドソーシング:5,000円〜3万円 / 1ページ

※「マンガ制作のみ」で依頼した場合を想定
※上記以外に「取材費」が別途かかることもあります
※「冊子制作代金」や「LPプログラミング代金」が別途かかることがあります。

価格が一番安いのはクラウドソーシングでの依頼だなぁ。
でも、なぜこんなに価格差が出るのだろうか???

広告マンガの価格が異なる5つの理由

広告マンガの価格が大きく変動する要素は主に以下の5つです。

  1. クオリティの観点
  2. 依頼側のディレクション工数の増減の観点
  3. バズらせる(拡散性)かどうかの観点
  4. リスク管理(仕事途中で中止になってしまうリスクを自社でかかえるか)の観点
  5. 継続性(2作品以上の依頼の簡単さ)の観点

依頼料金が安すぎると、それはそれで後々トラブルになるには自明ですよね。

もし仮にマンガ制作を依頼したいのであれば、   

・事前の情報収集
・自社で行いたい要件のすり合わせ

をきちんと行い、総合的に「損しない費用対効果を出せる広告マンガの制作」をする必要があります。

損しない費用対効果を出せる広告マンガの制作」?
ナニソレ、オイシイノ?っていう方向けに以下で解説するよ〜

広告マンガの依頼先7種大公開!!!

料金相場の前にまずは「広告マンガ」の依頼先パターンの説明です。

ざっくり分けて、依頼先は以下の7パターン。

  1. 圧倒的に有名なマンガ家
  2. 出版社
  3. 通常のプロマンガ家
  4. マンガ家志望の人
  5. 広告マンガ企業
  6. インフルエンサーマンガ家
  7. クラウドソーシング

ここからパターン別の依頼方法や相場について深掘りをするので、一緒に見ていこう!

①有名マンガ家への依頼は難易度激高 & ②出版社はシンプルに高額

まずは、相場です。

1.著名なマンガ家  :時価(作家次第:数十万〜百万円単位)
2.出版社に依頼   :時価(作家次第:数十万〜百万円単位)

有名で超一流なマンガ家先生に依頼を直接することはかなり高額になります。案件自体を受けてくれるかどうかも「先生の忙しさ」と「商材が合うかどうか」でだいぶ変わります。

通常、有名な先生に依頼する場合には「所属している出版社」に相談することが中心となります。

ですが、連載をしている先生のほとんどは、新規で広告マンガを受けている方はほぼいません。
(連載が忙しいからしょうがないですね)

どうしても依頼したい場合には、各出版社の権利を管理している「ライツ課」にまずは相談してみると良いと思います。

ライツ課参考情報

■集英社(少年ジャンプ / ヤングジャンプなど)

お問い合わせ→ https://www.shueisha.co.jp/inquiry/business/

コラボ事例→ https://adnavi.shueisha.co.jp/services/manga/

■講談社(少年マガジンなど)

お問い合わせ→ https://www.kodansha.co.jp/copyright.html

■小学館(少年サンデーなど)

お問い合わせ→ https://www.shopro.co.jp/license/questions/

有名な先生の事例:日清食品✖︎名探偵コナン

↑大手企業✖︎有名漫画家 といったケースですよね〜。

補足:マンガ家プロダクション法人なら、可能性あり!?

たとえば一部の先生は「法人化」しており、広告マンガの受付をしています。

  • 課長島耕作(ヒロカネプロダクション)
  • 北斗の拳(武論尊先生)
  • ゴルゴ13(さいとう・プロダクション)

さいとう・プロダクションについては、外務省の案件として広告マンガを制作しているようです。

(掲載されている外務省ホームページはこちら

でもめっちゃ高額になるよー。新規で作る場合だと、1ページ10万円以上。総額で50万円以上かかるケースもありますよ。

依頼する時に安く抑える方法としては

  • 過去のマンガの原稿を使った対応(吹き出しの文字を変えて再利用)
  • 対談イベント
  • キャラクターの一部利用

などがあります

私が代表を務める株式会社まんがたりでももちろん広告マンガの制作の対応は可能です!
興味がある企業様・自治体団体様などは下記ボタンからお問合せください♪

③通常のプロ個人マンガ家→探す/交渉が難点 & ④マンガ家志望→プロマネが困難

プロの個人マンガ家、マンガ家志望の方に依頼する際の相場はざっくり以下となっています。

3.プロ個人マンガ家 :2万円〜10万円 / 1ページ
4.マンガ家志望   :5,000円〜3万円 / 1ページ

値段は「ページ単価」での見積ベースで話すことが多いよー!

  • 依頼したいサービスと親和性が高い
  • 高いモチベーションで描いてくれる
  • ビジネスリテラシーが高い

そんなマンガ家と会えると、いいマンガを作ってもらえます。

しかし、マンガ家の多くは

  • 社会人経験がないor少ない
  • ビジネスに疎い
  • スケジュール管理や契約周りは得意ではない

という現状です。

スケジュールが間に合わない、要件定義で炎上、などのトラブルも多いです。動き出す前にしっかりと話し合って丁寧に進めましょう。

ちなみに、「マンガ家との3つの出会い方」という記事でマンガ家との出会い方を解説しています。

直接マンガ家さんにコンタクトしたい方に参考になる記事となっています。

⑤広告マンガ企業に依頼 → メリットは最大級に享受できるが少し割高

まずはざっくり相場から。

5.広告マンガ企業  :5万円〜12万円 / 1ページ

実は日本には広告マンガ企業って意外と多く存在しているんだよー。

「広告 マンガ 依頼」とググると、たくさんの企業が出てきます。

そのような広告マンガ企業には所属作家さんがいますが、企業によってマンガ家さんの得意不得意は多岐にわたります。

前田からのワンポイントアドバイスは「どんな作家さんが多いのか?依頼側のサービス/商品をきちんと描いてもらえる作家がいるのかどうか?」を確認することだよ〜

注意点としては、マンガ家さんの得意不得意で、クオリティと納期、リテイクに付き合う依頼側の工数が変わってきます。

マンガ家も人間ですので「自分が経験したことがない領域をマンガ制作する」ことは、難しいです。

【超重要】広告マンガ企業に依頼するメリット

最終的な支払い額としては割高な部類に入るものの、広告マンガ企業に依頼することはメリットもたくさんあります。

  • 広告マンガ企業内のプロジェクト経験者が担当としてアサイン⇨プロジェクト管理リスク減少
  • 完成した広告マンガの利用方法⇨担当者から提案の可能性あり
  • 作家が急病などになった場合⇨代わりの作家さんの提案可能
  • 全体コーディネート⇨ビジネス理解があるので円滑

広告マンガ企業は、以下の企業などが有名なので、ぜひ見てみてください。

手前味噌炸裂ぅー!!!

弊社まんがたりも、広告マンガ企業です。

  • B to B
  • スタートアップ・ベンチャー

に特化した漫画製作を得意としています。

過去の制作実績も多数ございます。

  • 伝えることが難しい
  • いいサービスだけどどうやってもっと多くの人に知って貰えば良いかわからない
  • ちゃんと理解してマンガにしてもらえるかが不安

そんな場合には、まんがたりにぜひお気軽にご相談ください。

豆知識:広告マンガの依頼がなかなかなお値段がする理由

 企画のヒアリング
→シナリオ作成
→ラフ作成
→キャラ作成
→ネーム作成
→ペン入れ
→トーン対応 or カラー対応
→修正
→利用(印刷 / web掲載 / 広告出稿 etc…)

このような工程が多さときめ細やかさが値段に反映されるのです!

 

⑥インフルエンサーマンガ家 ⇨ バズりを狙う!

SNS、特にTwitterでは「バズる」ことを狙ったインフルエンサーマーケティングが流行っております。

そんな中、インフルエンサーかつマンガ家である「インフルエンサーマンガ家」さんに依頼する事も可能です。

ただ、コストはお高め。

6.インフルエンサー :5万円〜30万円 / 1ページSNSでつぶやくなら1フォロワー x 1円〜3円

例えば4ページのマンガを制作&つぶやきで一発で100万円以上かかることも。高いよぉぉ。

そのかわり、バズるマンガを描くことにおいては圧倒的!

特に、to C向けのサービスや商品など「ユーザーとのタッチ数」が大事なKPIになる商品など相性がいいと思います。

インフルエンサーマンガ家が所属している企業は「wwwaap」社が非常に有名です。

まずは、見積を取得して他の手段やマーケティングの目的と比較しながら決めていくと良いでしょう。

⑦クラウドソーシングでマンガ家を探して依頼⇨ 安いが・・・

クラウドソーシングはマンガ家を比較的見つけやすく、安いコストでできます。

しかし、リスクもあります。

 ・マンガ家スキルや経験が不足している
 ・ビジネスコミュニケーションが苦手
 ・(まれに)途中で消えてしまう(連絡がつかなくなってしまう)

こともあります。

予算がない場合には良いかもしれないねー。
個人事業主として、マンガを作って欲しい場合には、検討しても良いかもです。
1,000円〜20,000円 / 1ページで依頼は可能です。

企業として依頼する場合には、自社内に「クリエイターとの付き合いが得意なディレクションができるタイプ」の担当者がいる場合に限ってはおすすめです。

クラウドワークスのHP公式に「依頼相場」が書いてあるので、ぜひみてみてください。

まとめ

まとめに入ります。

ここまで、広告漫画(PR漫画)制作の料金相場とは?7つの依頼ごとに徹底解析!というテーマで記事をお届けしてきました。

パターン別依頼料金の相場を再掲します。

1.著名な漫画家  :時価(作家次第:数十万〜百万円単位)
2.出版社に依頼   :時価(作家次第:数十万〜百万円単位)
3.プロ漫画家   :2万円〜10万円 / 1ページ
4.漫画家志望   :5,000円〜3万円 / 1ページ
5.広告漫画企業  :5万円〜12万円 / 1ページ
6.インフルエンサー :5万円〜30万円 / 1ページ
7.クラウドソーシング:5,000円〜3万円 / 1ページ

依頼先によって予算が様々ですね。

弊社まんがたりでは、大小問わず様々な企業様の広告漫画の制作実績がございます。

  • ちょっと相談してみたい
  • 広告漫画の制作について社内で話があがっている
  • 情報を知っておきたい

といったライトなご相談もどしどし受け付けております。

是非お問合せくださーい!前田が色々丁寧に説明させていただきます♩