本記事では、まんがたりの提携漫画家である「上野りゅうじん」先生について紹介したいと思います。
普段、当サイト経由でたくさんのお問合せを企業様からいただいております。
その中で、提携漫画家さんに関するご質問もいただくことも多くあります。
そこで本記事では、「提携漫画家紹介シリーズ第1弾」」と題して、上野りゅうじん先生をご紹介させていただきます!
私、まんがたり代表の前田との会話形式でお届けしたいと思います!
では上野さん、お願いしますー!
お願いします!
私との出会いって、それこそまんがたりが法人としてスタートする前で、まだまんがたりが個人事業主だったときですよね?
そうですね!その頃だったと思います。
漫画家歴でいうと今ってどのくらいになります?
2022年でちょうど5年ぐらいですかねー。
いやぁ、5年もずっとマンガを描き続けることは相当大変だと思います!
それはそうと、ペンネームの「上野りゅうじん」は本名ではいらっしゃらないですよね???
そうなんです。
息子が2人いるので彼らの頭文字を取った読み方が「りゅう じん」になるのでペンネームにしてみました。
なるほど〜。
ペンネームを考えるのって難しいって聞きますけれど、上野さんはすぐに決まったケースですか?
それが・・・結構時間かかりまして・・笑。
よく男性と間違えられます。
ペンネームは結構難しいですよね、他の方もよく悩まれている印象です!
では次に上野さんと漫画との出会いについて聞かせてください!
漫画はよく読んでました。
自分で何か描こうと思ったのは中学1年の時です。
ちょうどご自身の発信をしたい年頃かもしれませんね!
漫画を描き始めたのは、何か理由があったのですか?
描き始めたら、同じクラスの友達の一人が「続きが読みたい」と言ってくれたので、その子のために鉛筆で自由帳20冊分ぐらい漫画を描きました。
でもクラス替えでその友達とクラスが離れたことをきっかけに漫画を見てもらえなくなり、モチベーションが下がって全く描かなくなってしまいました。
自由帳20冊は相当な数ですね・・・
そこから、職業漫画家としてのキャリアのスタートまでしばらく時間が空くんですよね?
そうですね。
家庭の事情でいろいろあったり進学、就職、結婚出産、引越などがあって、
漫画からすっかり離れてしまいました。
本格的に描き始めたのは35歳になってからです。
引越しが落ち着いた時に近所のママ友から漫画を数冊借りたりして、
「めぞん一刻」や「コウノトリ」「ピアノの森」を読みました。
名作ですね!この辺りで、漫画熱に火がついた感じですか?
はい。
もう一度書いてみようと思って、漫画の書き方の本で勉強しながら道具を揃えて、賞に応募してみることにしました。
素晴らしい挑戦ですね!
漫画賞にも応募されたんですね!
はい。
ただ、3作目までは何かの賞に引っかかることもなく。。。落選続きでした。
当たり前ですよね。漫画の描き方もめちゃくちゃで絵も超下手くそだったので。
でもその3作目で落選はしたものの、とある出版社の編集さんから
「一度お話ししませんか」と声をかけられました。
落選したのに声をかけていただいたのは嬉しかったんじゃないですか!?
はい。飛び上がりました。落選はしたけどちょっと面白いなと思ってくれたようで。
年齢が35歳と高いことが不安だと言ったら
「松本清張は40歳を超えてからたくさんの作品を残しました。可能性があるのなら描き続けてください。とにかく描き続けてください!」
と言われたことにすごく胸を打たれました。
今もその言葉が支えでもあります。
その後、その編集さんにアドバイスをいただいて、再び漫画賞に出したのですが結果はまた落選。
主な理由は絵が下手すぎたようです。
期待する気持ちもあったので本当にショックでした。
でもその編集さんが「うちではダメかもしれないが、他の漫画賞に出してみたら?」
とすぐに返送してくれて、少し手直ししてから別の漫画賞に郵送しました。
ど、ど、どうなりました?
株式会社まんがたり 提携漫画家紹介
上野りゅうじんさん
2017年「うちのへそ曲がり!!」でデビュー。二児の母。
『オカンDAYS』(講談社)、『ママのうつ病をなめてたら死にそうになりました。』(ぶんか社)が発売中。
漫画で参加した『マンガでわかるポイント投資100ポイントあったら「株」を買いなさい!』(安恒理著、講談社)、『山手線で心肺停止!』(熊本美加著、講談社)
近刊の単行本では『女はいつまで女ですか?〜莉子の結論〜』(KADOKAWA)など。