ども!まんがたり代表前田です!
さーさーやって参りました大人気「まんがたり提携漫画家さん紹介シリーズ」第二弾となります!

前回の上野りゅうじんさんのご紹介に引き続き、第二弾ではまんがたり提携漫画家の伊佐坂みつほさんとの対談をお送りしたいと思います!!!
(上野さんの紹介記事はこちらから)

それでは、伊佐坂さんよろしくお願いします!!!

よろしくお願いします!!!

伊佐坂さんの作品「出世街道恋しぐれ」より

では早速、伊佐坂さんと漫画との出会いについてお聞かせ願えますか?

はい。家のガレージにたくさんあった漫画の中に「うる星やつら」があってそれを読み始めた事が漫画と私との初めの出会いですね。

それが小学校4年生の時でした。

なるほど!
うる星やつらって、年代で言うと少し前の世代のまんがじゃないですか???

そうなんです。
叔父が漫画をたくさん集めていたので世代的に前の世代の漫画もたくさんありました。

でもちょっと私の漫画の読み方が特殊で、うる星やつら以外の漫画をほとんど読まなかったので「うる星やつらしか読まない小学生」みたいな感じになっていました笑

らんまも同じ高橋留美子先生の作品でしたので後に読んでいました。

ユニークな読み方ですね!!!
その後は漫画にゾッコン!って感じだったのですか?

いえ、実はそうでもなかったんです。
中学では陸上部に所属していて、部活内の女子の間では漫画の貸し借りがありました。

それこそ、ママレードボーイ、ピーチガール、花ざかりの君たちへ、といった当時女子の間で流行っていたタイプの漫画でした。

でも「漫画はオタクが読むもの」みたいな雰囲気が周りで強くて、本当は漫画に興味があったのですが「私はオタクじゃないから」と言う感じで無理やり遠ざけていた部分もありました。

そうなんですね。難しいお年頃ですもんね。

では次に、漫画家を志そうと思ったきっかけについて伺えますか?

はい。

25歳まで時間が飛びますが、25歳当時は祖母の影響で水墨画を習っていました。

実は私、書道の師範の資格を持っているんです笑

す、すごい!!!

伊佐坂さんが書道一般の部で特選を取られた作品

水墨画を習ってはいたものの、水墨画そのものにはあまり面白さを感じられませんでした。

もっと正確に言うとすれば、筆を使うと言う行動よりも水墨画という絵を描く行為自体の方が面白いと感じていたんです。

そこで、もっと絵の上達をしたいと思っていたのですが、先生に「それなら模写をすると良い」と言われ、小学生の時ぶりに模写をすることにしたんです。

小学生の時にすでに模写をしていたんですか!?

実は小学校5・6年生の時には漫画クラブに所属していて模写の作業をしていたんです。

10年ぶりぐらいに模写をしてみたのですが、面白くて一人ですぐに没頭してました。

その模写をみた当時の職場の先輩「俺が原作をするから、描いて一緒にジャンプの新人賞に申し込もう!」と提案してきたんです。

いきなりジャンプの新人賞ですか!?

ええ、ただ動機は不純なもので「賞金100万円」という金額に目が眩みその話に乗ることにしようと思っていたのですがその先輩との申し込みは実はしませんでした。

自然消滅って感じだったのですが、私の中では「漫画を描きたい」という気持ちはより強く芽生えるようになってきたのです。

なるほど!
ここで「漫画を描く」という方向性が具体的に見えてきたわけですね!!!
その後何か持ち込みなどはトライされたんですか???

はい。
翌年、26歳の時に単独で講談社の少年マガジンと集英社の少年ジャンプに持ち込みました。
そのうちの一社で担当さんがついてくださりました。

ただ、ここからの道のりが大変でした。

なるほど〜。
続きは後編でもっと深掘りして伺っていきましょう!

続きが気になるぅ〜♪

>>>後編はこちらから

伊佐坂さんプロフィール

伊佐坂みつほ マンガ家。

アイコンと広告マンガを主に制作しています。

たまにギャグ漫画も描きます。

代表作
「出世街道恋しぐれ」
「FUZZ」・出展
「マンガクリエイターズマーケット」
「デザインフェスタギャラリー」

カテゴリー: マンガ家紹介