皆様どうも!まんがたり前田です!

今回は、北陸製菓株式会社様の商品キャラ「こめみ」を制作しましたので、ご紹介したいと思います!

(ツイッターアカウントは@hokka_komemitsu

なぜお菓子のキャラ制作をするのか?

ではまず、詳しい事例紹介の前に「なぜお菓子(商品)のキャラ制作をするのか?」という点について考察したいと思います。

キャラクターマーケティングというマーケティング方法をご存知でしょうか?

キャラクターマーケティングは、キャラクターを制作しそのキャラクターを使って認知拡大イメージ付けを消費者に行うためのマーケティング戦略です。

また、キャラクターマーケティングの利点はキャラクターの著作権を有していればキャラクター自身が企業の資産(お金を生み出すもの)になるという点が挙げられます。

キャラクター制作自体はゴールではなくあくまでも課題解決のための手段です。

キャラクターマーケティングを行う場合は「キャラクターを通してどのようなマーケティング活動を行い、その結果どの課題を解決するのか」を社内の共通認識で持っておくことが重要となります!

北陸製菓株式会社様の場合ですと、「特にTwitterでの運用を想定してキャラクターを活かした“米蜜ビスケット”の普及をする」という明確なゴールを設定されていました。

このようにキャラクターに限らず、広告漫画でもそうですが制作後の利用イメージゴール設定をしていることが、ゴール達成の最短かつ最重要の道となります。

当社では「マンスタ」というサービス名でオリジナルキャラクター・アイコン制作のサービスを提供しております!

制作にあたってこだわった点

今回のキャラクター制作においてこだわった点としては、「お菓子に合ったキャラクター(ふわふわ・米を角にしたイメージ)」という点です。

米蜜ビスケット」は金沢伝統の味、俵屋のじろあめを使用し、てんさい糖、じろあめ(米飴)、玄米甘酒からくるおだやかな甘みの自然派ビスケット(引用:米蜜ビスケットギフト缶 より)。

自然由来の素材を使った、やさしい甘さのビスケット」というテーマのもと、5歳くらいのお子様がいるママさんをペルソナとして想定して制作、商品自体の良さや特性ペルソナの感受性なども考慮し、実際のキャラクター作成を行いました。

制作手順ですが、記事冒頭部でご紹介した完成形のこめみに辿り着く前に「ラフ版」の作成を行います。

キャラ完成までの第一ステップとしてヒアリングでいただいたキャラから商品を想像できること」と「お客様に高級感を受け取ってもらいたい」という要素をもとに3つの方向性のパターンで相談しつつ制作をしました。

上段左:米蜜のふわふわをイメージさせる、可愛い動物(しろいふわふわ)→羊、アルカパなど
上段中央:食べて喜んでくれる購入者様(きれいな女性、可愛い子ども)
上段右、下段:米蜜の原料のお米

また、ラフ版では先述のリクエストに加えて「ビスケット要素」や「お米要素」を足してご提案しました。

最終的に、上記3パターンの比較の結果「羊」「ふわふわ」「米蜜のイメージ」が合致した形で完成系のこめみとして納品しました。

(完成系再掲)

また、今回の制作は著作物譲渡でのお取引となっています。

納品した作品「こめみ」の著作権自体を北陸製菓株式会社様に譲渡したので、イベント時のチラシ作成や商品ブランディングのための運用で幅広く活用していただいております。

普段の制作物(キャラクター・広告漫画等)は著作物利用許諾契約という形式でクライアント様に広告漫画などをご利用いただいておりますが、このような柔軟な対応も可能ですので迷っておられる際は是非ご相談ください!

もともと、ビーバーという商品キャラクターの運用もされており、キャラクターマーケティングを別商品へ横展開できたという点も注目です。

ツイッターアカウントでのこめみの利用の様子は公式アカウント(@hokka_komemitsu)からご覧いただけます!

@hokka_komemitsuよりスクリーンショット引用

また、「B2C事業制作事例」というカテゴリで、B2Cの事業を展開されているクライアント様向けの広告漫画などの制作事例を紹介しております。

是非他社様の事例もご覧になってください🎵