みなさんこんにちは!

今回の記事では

「マンガ動画っていつ頃できたの?」
「マンガ動画って具体的にどんなものがあるの?」
「なんで最近マンガ動画が増えてきているの?」

といった疑問にお答えしていきたいと思います。

これを読めばあなたもマンガ動画を使って様々な情報発信を成功させることができます。

 
 

マンガ動画の歴史をざっくりと

じゃあ実際にマンガ動画っていつ頃に誕生してどんな内容でどれくらいの長さのコンテンツなのでしょうか。

マンガ動画の先駆け的な存在として有名なのはフェルミ研究所です。

実際にYouTubeでマンガ動画と検索すると真っ先に名前が出てくるはずです。

 
 

フェルミ研究所って最初からマンガ動画作ってたの?

このフェルミ研究所は最初からマンガ動画を作っていた訳ではありません。

今のチャンネル上で確認できる最も古いコンテンツは約2年前、「衝撃事実」と題して様々な豆知識や実験の動画を静止画とナレーションで作っていました。

 

引用元:【衝撃】もし1年間喋らなかったらどうなるのか?/フェルミ研究所

 

たまに静止画の中にはマンガのコマが登場したりしますが、あくまで静止画として使っているだけで吹き出しやセリフ、効果音などはありませんでした。

本格的なマンガ動画が作られたのは約1年前、【漫画】という文字がサムネイルの冒頭に出てくるようになります。

この頃からマンガ動画の特徴であるマンガ+セリフ、効果音、BGMといった要素が見られます。実はマンガ動画とはまだ1年前に誕生したばかりの赤子同然のメディア形態なのです。

以下では、マンガ動画について、更に詳しく分類分けして、見ていきたいと思います。

 
 

 

マンガ動画を丸裸に

では、実際にどんな特徴があるのか詳しく見ていきます。

 

 

再生回数は大体1年で500~800万回

マンガ動画と検索して上位に来るマンガ動画は大体1年で500~800万回程再生されています。

中には1か月で500万回再生されている動画もありました。

もちろんフェルミ研究所というブランドネームの効果もありますが、1日に大体1万6000人の人がマンガ動画を一本以上見ているということになります。

仮にマンガ動画に広告を載せることができたなら、かなりの人に見てもらうことができるというわけです。

 

 

動画の種類に迫る

マンガ動画の内容にはある程度のパターンがあります。大きく分けて4つの種類があると考えました。

 
 

1.共感・コンプレックス系

引用元:【漫画】少食にありがちなこと5選/5 Typical Things for Light Eaters【マンガ動画】/フェルミ研究所

 

これは主に「共感を得る一定の人たちがいる」ことを想定した動画テーマです。○○なこと5選とかコンプレックスあるあるなどがこの部類に入ります。

 
 

2.興味・おもしろい!自分ができない系未体験

引用元:【漫画】ぼったくりバーに潜入するとどうなるのか?【マンガ動画】/フェルミ研究所

 

このテーマは自分が体験したことないけど、なんか先が気になるような面白い展開を期待させる動画です。

具体的には~してみたとか、~するとどうなる!?とかが当たります。

 

 

3.より多くの人の悩み解消

引用元:【漫画】場面緘黙症になるとどんな生活になるのか?/How Do You Help A Child With Selective Mutism?【マンガ動画】/フェルミ研究所

 

これは具体的な問題に悩んでいる人に向けて、その悩みを解決してあげるような動画内容になっています。

~になるとどうなる?とか~になるとどんな生活に?とかがこれに該当します。

 

 

 

4.すぐに役に立つ・ライフハック系未体験

引用元:【漫画】「やる気」が出ない時に5秒で動き出す方法/Mel Robbins: 5 Second Rule【マンガ動画】/フェルミ研究所

 

ライフハック系は、上記の悩み系とは違いポジティブなテーマが多いです。

更に改善できると人生プラスになるとかです。すぐにできそうな内容だったり、多くの人がやってないであろう知識だとより再生回数が伸びそうです。

 

 

 展開がとにかく早い

こういったコンテンツを3~6分、どんなに長くても10分弱のものが多いです。

マンガ動画には当然動画内でマンガが使われる訳ですが、4~5分の間にコマは大体50~80枚使われていました。

つまり3~5秒ごとに新しいマンガが現れる計算になります。展開が早く視聴者に飽きさせない工夫といえるでしょう。

 

 

 

マンガ動画はなぜ多くの人に見られるのか

なぜマンガ動画がYouTubeでこれほど成功したのか、それはマンガ動画が若者などの暇つぶしにうってつけだったからではないでしょうか。

 

 

暇つぶしに都合が良い

特定の情報を知りたくて検索するユーザーより、暇つぶしにマンガ動画チャンネルを開き、ちょっと見てみようかと思えるコンテンツをクリックしたり、たまたまおすすめで出てきて面白そうだからクリックしたりといった流れの方が多いのではないかと思います。(少なくとも筆者はそうです)

つまり興味のないユーザーがマンガ動画を見て興味を持ってくれる可能性が非常に高いということです。

これは大げさに言えば、マンガ動画というメディア媒体が、ユーザーにとってYouTube内の一種のSNSのような立ち位置にあると捉えることもできるかもしれません。

 

 

毎回違うものがあり楽しめる

また、定期的に更新されるサブスクリプションという点では、選択肢が多く、その中から自分の好きなものを選べる特徴も兼ね備えています。

誰かのチャンネルで誰かが何かをする動画コンテンツも確かに面白いですが、選択肢の幅で言えばマンガ動画に軍配が上がるでしょう。

なぜなら様々な漫画家の絵で様々なテーマで動画を作っているからです。

いうなれば、レストランで日替わり定食が来るたびに変わっていて、それを含めて何を頼もうかと悩む感覚に似ています。

 

 

まとめると、マンガ動画はユーザーにとって見やすく飽きないコンテンツであり、今後さらに伸びていく新たなメディア媒体なのです。

 

 

最後まで読んで頂きありがとうございました。次の記事ではマンガ動画がよく使われるYouTubeのビジネスを、図解などでわかりやすく解説していきます。